福井県福井市

-Fukui-

認知症の人と社会との架け橋

Bridge between the person with dementia and society

 県民せいきょう岡保きらめきは、自然豊かな曽万布町という郊外の田園に立地しています。認知症の人たちの「~したい」という想いにフォーカスを合わせ、地域社会との接点を多く持ち合わせた開放的な空間づくりを行っています。さらに他業種と連携した「はたらく活動」や地域住民との「福祉的なまちづくり」も展開しています。

  スーパーのスタッフが手間となっていたガチャ玉の菓子詰め作業を「できるならやろっさ」と認知症の人たちが請け負い、定期的に納品しています。納品時にはスーパーに来店している子どもや店舗スタッフが自然に触れ合い、何気ない会話を楽しむ姿があります。その他にも保育園や神社の境内清掃など、地域のさまざまな場所で活躍しています。夏休み期間中のラジオ体操に認知症の人たちも毎日参加するなど、町内の人たちからも名前で呼ばれる関係性が生まれてきています。

 地域の人たちの力を持ち寄せた「みんなの菜園」では、園児から95才の人が一緒に汗を流し、一連の野菜づくりを通して自然な交流が生まれています。地域こども園の子どもたちと一緒に収穫した枝豆を町内まつりで配り、みんなで味わい収穫の喜びを分かち合いました。このことがきっかけとなり、様々な人・場所へとつながりが広がり、今では定期的にお手伝いをしている地域こども園の子どもたちからは「きらめきばあちゃん」と呼ばれ、園の行事にも呼んでもらい日々の楽しみが増えています。

 このように、様々な活動を通して、認知症というキーワードでの隔たりが無くなり、本当の意味での「人」と「人」との付き合いが存在しています。

人口

Population

約263,311人

approximately 263,311

高齢化率

Rate of aging

28.7%(2019年10月)

28.7%, in 2019/10

模擬訓練写真
白光中学校生徒作成ポスター写真

課題

 社会の一員として「ふつうの暮らし」を続けられるようハブ機能を果たせるリーダーや気軽に集える場が必要だと感じています。

 介護施設がハブ機能になってしまうと、地域からは、介護施設の行事・レクリエーションと受け止められる可能性があり、また、地域の方からは「介護施設を利用する人には優しくしてあげないといけない」という配慮が働き、当事者の望む暮らし方とは異なった状態をつくりかねません。当事者のしたいこと、できることを理解し、必要最小限の環境調整を行うことが重要だと感じています。

応援してほしいこと

 認知症だとか、介護保険施設だから協力しなければいけないと思うのではなく、ただ一緒に楽しもうとひとりの「人」としてつながって欲しいと思います。

連絡窓口

Contact person

福井県民生活協同組合 岡保きらめき Okabokirameki

メールでお問い合わせContact by e-mail

 

竹下一樹写真

Copyright © 2018 100 demenitia friendly community All rights reserved.

Copyright © 2018 100 demenitia friendly community All rights reserved.

模擬訓練写真
白光中学校生徒作成ポスター写真
竹下一樹写真
模擬訓練写真
白光中学校生徒作成ポスター写真
竹下一樹写真