menu

Reasonable Accommodation for Developmental Disabilities

アクセス

【実施報告】令和2年度 教育関係共同利用拠点事業 FD/SD研修会「発達・精神障害のある学生とどう向き合うか」

9月28日(月)にZoomウェビナーのLIVE配信によるオンラインFD/SD研修会「発達・精神障害のある学生とどう向き合うか」を開催しました。本学教職員62名、他大学の教職員等77名、計139名の方が参加されました。

本研修会では、発達・精神障害学生との向き合い方について、精神医学、心理学、スポーツ科学という多領域にわたる観点から話していただきました。筑波大学医学医療系の斎藤環先生の講演では、オープンダイアローグ(開かれた対話)の手法により、率直に共感し、肯定的に評価し、フラットな関係で対話することの大切さを伝えていただきました。筑波大学人間系の外山美樹先生の講演では、まず関係性を築き、自信を与えた上で、相手を尊重しながら自己決定を促すことの大切さを伝えていただきました。筑波大学体育系の澤江幸則先生の講演では、固定観念にとらわれず、いろいろな価値観をもち、アダプテッド(その人に合わせる)の観点で関わることの大切さを伝えていただきました。すべての先生方に共通していたことは、行動を認めて評価する言葉かけの大切さでした。研修会後のアンケートでは、「学生とかかわる際に、支援者として信頼を寄せられるための行動について、体系的に整理することができました。」「複数で対話していく大切さを学びました。 また、自己選択、自己決定の必要性も感じました。」などの感想をいただきました。