1月22日(木)にZoomウェビナーのLIVE配信による教育関係共同利用拠点オンラインFD/SD研修会「発達障害学生に対するテクノロジーを用いた修学支援」を開催しました。当日は102名の方が参加されました。また、当日の様子を録画して見逃し(オンデマンド)配信を行いました。見逃し配信は計222名の方より視聴申し込みを頂きました(累計324名)。
本研修会では、発達障害を含む多様な学生におけるテクノロジーを用いた修学支援について、講師の近藤武夫先生よりお話していただきました。講演では、テクノロジーを用いた支援や活動内容について、具体的な支援ツールやその背景にある考え方について説明が行われました。特にテクノロジーの活用を通じて、教育機会にアクセスできる機会を最大化する、学ぶ権利をどう保障していくかという観点の重要性について言及されました。研修会後のアンケートでは、「支援機器を導入するだけでなく、機器の使い方を同時に支援者に教えられるようにすることが大切ということについて、体系的に整理することができました。」「アクセシビリティ保障の概念が、小学校から大学まで全ての教育の現場で、当たり前のこととして浸透してほしいと思いました。」「具体的な支援技術についてはもちろんですが、それを利用するための素地づくり(当事者学生に対するアプローチの仕方や周囲への啓発)等とても勉強になりました。」などの感想をいただきました。
この度の研修が、各大学等の多様な学生の修学支援について考えるきっかけとなれば幸いです。
なお、研修内容についてマンガでの発信を行っております。どうぞご覧ください。
引き続き、宜しくお願い致します。
(pdfファイルとなっていますので、下記よりご覧ください)