令和6(2024)年1月25日(木)に、令和5年度第6回教育関係共同利用拠点「ダイバーシティ&インクルージョン教育拠点」FD/SD研修会「発達・精神障害学生支援における建設的対話のコツ」をオンラインで開催しました。
本研修会は、
・合理的配慮の調整・提供に係る建設的対話や合意形成のための“Tips”を得て、発達・精神障害学生との面談に係る基礎的な情報を改めて整理すること
・実践的なワークを通して、大学等に所属するカウンセラーや支援コーディネーター等の実務担当者が教員や学生側の視点から建設的対話や合意形成のプロセスを再考する機会とすること
以上2点を目的として実施しました。
講師には、岡山大学 教育推進機構 学生支援部門 准教授の原田新先生をお招きして、研修会を実施しました。
研修会には全国の高等教育機関から43名の方にご参加いただきました。
研修会後に参加者にご回答いただいたアンケートでは
・「ロールプレイがとても新鮮でした。学生の役でしたが、学生が意思表明することの難しさや、教員の言葉に敏感に反応する気持ちが分かった気がします。また、参加者同士で情報交換ができたのも大変貴重な機会でした。」
・「原田先生の講演、とても分かりやすかった。NGワード、学内で広めたいと思います。また、ロールプレイ楽しかったです。特に学生役は勉強になりました。」
・「ロールプレイのグループワークを通して、学生、授業担当教員の感じ方を体験することができたので、今後本学で合意形成を行う際には、ぜひその視点を大切にしていきたいと思う。」
・「ロールプレイを行ったが、学生が自身の困り感を自分の言葉で引き出す難しさを改めて感じた。」
「実際のロールプレイ体験は新鮮で、勉強になりました。学生役、コーディネート役を通して、改めてコーディネーターとしては、色々なケースに対応するためにあらゆる配慮の種類、代替措置の提案などを知っておく必要があると感じました。原田先生が仰っていた事前の準備の重要性についても、どこまで学生の意向を聴き、詰められるかが大切だと感じました」
といったご感想をいただきました。
現在、オンデマンド配信の準備を進めております。
準備が整い次第、改めてご連絡させていただきますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。