ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターでは、令和4年度第4回FD/SD研修会「仮想事例動画による事例検討会(キャリア支援)」を開催いたします。
障害学生の中でも発達障害や精神障害のある学生は就職率が低く、支援体制の整備や充実が期待されています。発達障害や精神障害のある学生のキャリア支援では、学生自身の障害特性の受け止めを含む自己理解の状態、就職活動中や就労後の障害開示の有無、障害者雇用の選択、医学的診断のない学生への対応など、個別性の高い事例への対応が求められることも珍しくありません。いっぽうで障害学生へのキャリア支援は障害学生支援室以外の部署、例えばキャリアセンター等で対応する場合もあり、教職員が対応に苦慮する可能性があります。
本研修会では複数の事例を組み合わせて匿名化された仮想事例動画を用い、高等教育機関における発達障害や精神障害の特性のある学生に対するキャリア支援のあり方や、対応ノウハウについて検討します。
【開催日時】
令和4年(2022年) 10月20日(木) 14時15分~16時30分
【開催方法】
Zoomミーティング開催(ブレイクアウトルーム使用)
【内 容】
開会挨拶 <5分>
竹田 一則(筑波大学人間系 教授/
ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター 業務推進マネージャー)
講 演「発達障害・精神障害を有する学生に対するキャリア支援」<40分>
池田 浩之(兵庫教育大学大学院学校教育研究科 助教)
【略歴】臨床心理士/公認心理師/訪問型職場適応援助者/認知行動療法師/認知行動療法スーパーバイザー 認知行動療法を通じて、就労支援のプログラム開発、他の就労支援機関のコンサルテーションや、精神障害・発達障害のある方への職場定着のためのWebツールを用いた支援技法の普及促進を行う。 近年では企業環境の調査研究や発達障害的特性の高い学生への就労支援にも携わる。 |
仮想事例動画の視聴<10分>
休 憩<10分>
グループワーク<50分>
・ワーク①「支援に必要な情報の検討・収集」
・ワーク②「支援方針の検討」
質疑応答・まとめ<20分>
【対 象 者】
高等教育機関において発達障害学生や精神障害学生のキャリア支援に日常的に携わる支援者
(障害学生支援室やキャリアセンターに所属する教職員等)
【定 員】
30名(先着順)
【申込方法】
令和4年10月13日(木)までに下記フォームより申込
https://jp.surveymonkey.com/r/7V8MB8B
※グループワーク以外の部分(講演パート・グループワーク導入・研修会のまとめ)については文字通訳があります
※その他、情報保障が必要な方は【10月2日(日)まで】にお申込ください。
【備 考】
グループワーク以外の部分(講演パート・グループワーク導入部分・研修会のまとめ部分のみ)1ヶ月程度の見逃し配信を予定
なお、本研修会は高等教育機関で発達障害や精神障害学生のキャリア支援に日常的に携わる支援者(障害学生支援室やキャリアセンター等に所属する教職員)を対象とします。
フライヤーは以下よりダウンロードすることも可能です。
PDF版ダウンロード
【問い合わせ先】
筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター
TEL:029-853-3888、3889
E-mail:radd-info@un.tsukuba.ac.jp