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Reasonable Accommodation for Developmental Disabilities

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【実施報告】教育関係共同利用拠点事業「ダイバーシティ&インクルージョン教育拠点」FD/SD研修会「多様性に応じたキャンパスづくりに必要なダイバーシティ&インクルージョンの視点とは? ―学生や教職員が学びやすい&働きやすいキャンパスをめざして」

2021年7月27日(火)に令和3年度教育関係共同利用拠点事業「ダイバーシティ&インクルージョン教育拠点」FD/SD研修会「多様性に応じたキャンパスづくりに必要なダイバーシティ&インクルージョンの視点とは?  ―学生や教職員が学びやすい&働きやすいキャンパスをめざして」を開催しました。
本研修会は、高等教育機関で障害学生支援を担当して3年未満の教職員を対象とし、Zoomミーティング方式で実施しました。前半は株式会社ミライロの原口淳氏にご講演いただき、後半はブレイクアウトルームを利用したグループワークを実施しました。当日は、学内外の教職員33名にご参加いただきました。
なお、9月15日までオンデマンドによる見逃し配信を行い、見逃し配信には128名の方のお申し込みがありました。(2021/09/21追記)

講演では、「過ごしやすいキャンパスをめざして~ユニバーサルマナーから障害を考える~」という題目でお話しいただきました。①当事者の不安や教職員の不安を解決するためには、課題を共有し、相互に相談することが大切であること、②ハード面を変えられなくても、ハートは今から変えられること、③無関心でも過剰な配慮でもなく、「お手伝いできることはありますか」と言葉をかけることなど、さまざまな視点や姿勢を伝えてくださいました。
グループワークでは、障害学生がオンライン授業で困りそうなことやその解決策、明日から実践してみたいことなどを話し合い、「本人の困りごとを聞き取れるようなコミュニケーションをとりたい」「学生の意向を尊重する関わりをしたい」「今の自分にできることで学生に寄り添っていけば良いのだと感じることができた」などの声が挙がりました。
本研修を通して、何から始めようかと悩む前に、まずは当事者とコミュニケーションをとることが大切であるということに改めて気づかされました。

本研修会のオンデマンド配信(研修会の一部)は8月16日から9月15日まで実施いたしました。