menu

Reasonable Accommodation for Developmental Disabilities

アクセス

【1/25開催】教育関係共同利用拠点令和5年度第6回FD/SD研修会「発達・精神障害学生支援における建設的対話のコツ」

現在、文部科学省を中心に「障害のある学生の修学支援に関する検討会」(第三次まとめ)が行われており、その中で、合理的配慮提供における「建設的対話」に関する内容が重要事項として盛り込まれることとなっています。そのプロセスにおいては、当該学生の障害特性や合理的配慮の理念等を適切に関係者に説明したり、関係者間でコンセンサスを得たりする必要が生じることもあり、実務担当者が建設的対話について再考する機会は意義のあることと考えられます。

本研修会では、まず合理的配慮の調整・提供に係る建設的対話や合意形成のための“Tips”を得て、発達・精神障害学生との面談に係る基礎的な情報を改めて整理することを目的とした講義を行います。

研修会後半では、実践的なワークを通して、大学等に所属するカウンセラーや支援コーディネーター等の実務担当者が教員や学生側の視点から建設的対話や合意形成のプロセスを再考する機会とすることを目的として、講義において取り上げられた建設的対話や合意形成のための“Tips”を実践する機会として、学生と授業担当教員における建設的対話に関する仮想場面を設定し、ロールプレイを実施します。

なお、本研修会は、大学等の高等教育機関において発達・精神障害学生の合理的配慮提供プロセスに携わる専門職員(カウンセラー、支援コーディネーター等)を対象とさせていただきます。

【開催日時】

2024(令和6)年1月25日(木)14時00分~16時20分

【開催方法】

Zoomミーティング開催(ブレイクアウトルーム使用)

【内容】

●開会挨拶 <5分>

竹田 一則(筑波大学人間系 教授/ヒューマンエンパワーメント推進局 次長)

●講演「発達・精神障害学生支援における建設的対話や合意形成のための“Tips”」<50分>

原田 新 氏(岡山大学 教育推進機構 学生支援部門 准教授)

【略歴】
神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士後期課程修了。大学コンソーシアム岡山障がい学生支援委員会委員長や日本学生支援機構 障害学生支援実務者育成研修(基礎・応用プログラム)講師等、発達・精神障害学生支援に係る豊富な実践経験を有する。主な関連書籍として、『ノードとしての青年期』(ナカニシヤ出版,2018年:分執)、主な論文として「大学生の発達障害困り感と意欲低下,ストレス反応との関連」(『高等教育と障害』第1巻,45~51ページ,2019年)、他関連書籍・論文等多数。

●休憩<10分>

●グループワーク<60分>

ワークテーマ:「学生と授業担当教員における仮想的な対話場面を通して、建設的対話や合意形成のプロセスを再考しよう」

●質疑応答・まとめ<15分>

【対象者】

大学等の高等教育機関において発達・精神障害学生の合理的配慮提供プロセスに携わる専門職員(カウンセラー、支援コーディネーター等)

【定員】

30名(先着順)

【申込方法】

2024(令和6)年1月23日(火)までに下記フォームより申し込みください。

https://jp.surveymonkey.com/r/bhe_20240125_FDSD

※グループワーク以外の部分(講演パート・グループワーク導入・研修会のまとめ)については文字通訳があります。

※その他、情報保障が必要な方は【2024(令和6)年1月5日(金)まで】にお申込ください。

※本研修会は定員に達したため、申し込みを締め切りました(※2024年1月12日追記)

【見逃し配信】

グループワーク以外の部分(講演パート・グループワーク導入部分・研修会のまとめ部分など)のみ1ヶ月程度の見逃し配信を予定しております。

詳細は後日お知らせいたします。

【主催】

筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局

 

 

フライヤーは以下よりダウンロードすることも可能です。

PDF版ダウンロード