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【実施報告】教育関係共同利用拠点第5回FD/SD研修会「精神障害学生の修学を支えるために大学等の教職員ができること」の開催について

令和5(2023)年12月12日(火)に、令和5年度第5回教育関係共同利用拠点「ダイバーシティ&インクルージョン教育拠点」FD/SD研修会「精神障害学生の修学を支えるために大学等の教職員ができること」をオンラインで開催しました。

 

本研修会は、

・精神科医による講義を通して、精神障害に対する理解を深めたり、精神障害学生に対する修学支援に係る課題等を改めて整理したりすること

・精神障害学生支援に携わった経験を有する教職員が、これまでの業務で直面した課題等に関して意見交換等を行い、各大学等の支援に還元させること

以上2点を目的として実施しました。

 

講師には、一橋大学保健センター教授の丸田伯子先生をお招きして、研修会を実施しました。

研修会には全国の高等教育機関から45名の方にご参加いただきました。

 

研修会後に参加者にご回答いただいたアンケートでは

・「丸田先生のお話しは、現状と課題について、断片的に知識として持っていたことや理解しているつもりだったことが整理されて、勉強になりました。グループワークでは、実際に困っていること・悩んでいることを率直に発言させていただき、他大学のとても参考になる事項や、他大学でも悩んでいることを知ることができ、貴重な時間となりました。」

・「精神障がいのある学生の支援は、とてもやる事が多いと感じ、理想と現実のはざまでどこまでやれば良いのだろうと悩んでいました。研修会を通じて、理想を実現することがやはり大切で、そのためにはどのように現実の体制を構築していくのかを考えないといけないと思いました。」

・「精神障害の学生に対する学修支援の取り組みについて、組織的な問題を抱えているという実感がありながらも、その問題を改善するための行動プランが思いつかずにもどかしい気持ちでした。今回、精神障害のある学生の支援をとりまく現状や課題を俯瞰することが少しでき、どの辺りから始めればよいのか「とっかかり」が見えてきたように思います。ありがとうございました。」

・「他大学での実践例は大変参考になりました。また、課題と感じていることに対し、同じ課題感を持っている大学が存在すること、逆に上手くいっている大学があることを知りました。どちらのお話も大変勇気づけられました。」

といったご感想をいただきました。

 

現在、オンデマンド配信の準備を進めております。

準備が整い次第、改めてご連絡させていただきますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。