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障害別支援

支援技術の体験・貸出


支援技術の体験・貸出とは?

BHEで所持している学業や研究に役立つ支援技術・ツールなどの物品を一定期間借りることができます。

実際に支援技術・ツールを使った後は、担当者と話をして自分にとって役立つかを一緒に考えましょう。

自分にとって役立つようなら、購入を検討してみましょう。

アセスメント等を通じてBHEに支援申請をしている発達障害の診断または傾向のある学生が対象となります。

※本サービスの利用を希望する方は、BHEの「支援申請書」提出をお願いします。


支援技術の体験・貸出の流れ

支援技術の体験・貸出の流れは下記の通りです。

(1)支援技術・ツールの貸出申し込み

(2)支援技術・ツールの貸出準備

※在庫がない場合には貸出ができないこともあります。

(3)支援技術・ツールの貸出・使用・返却

※紛失あるいは故障した場合は、速やかにスタッフまで連絡してください。

支援技術の貸出の流れ図です


貸出できる支援技術・ツールの一覧(例)

名称 写真 主な機能

●録音機能付きデジタルペン

Echo Smartpen

Neo Smartpen など

録音しながらノートが書けるペンです。

「話を聞きながらノートを書くことが難しい」学生の方に有効な支援技術です。

専用のノートとペンを使って、書いたところをペンの先でタッチするだけで、”聞きたいところから音声を頭出し”できます。

授業で先生の話を聞きとったりすることが難しい時にとても便利です。

ノートタイプだけでなく、ちょっとした時に便利なふせんタイプもあります。

●付箋で管理する卓上スケジュール

10min.(テンミニッツ)

30分、60分、120分など時間の幅に分かれたふせんを使って、1日のスケジュールを視覚的に作成するボードです。

「1日の予定管理が難しい」または「予定変更が苦手な」学生の方に有効な支援技術です。

予定変更があっても貼り替えるだけだし、ふせんの大きさで時間がぱっと見で分かりやすい!

もともと職場向けに作られたもので、働いてからでも役に立ちます。

カラーバールーペ

●カラーフィルター

紙媒体の文章の一部を指定色でハイライトして、拡大するルーペです。

「文章を読むことが難しい」学生の方に有効な支援技術です。

論文を読んだりするときにも役に立ちます。

文字の拡大が不要な人は「カラーフィルター」もあります。

自分に合った色を探してみるのも良いです。

●紛失防止タグ

MAMAORIO, Find など

貴重品などにつけて、なくした時に音を鳴らしたり、位置情報を教えてくれるタグです。

「忘れ物が多い」学生の方に有効な支援技術です。

色々な種類があって、最近ではシールタイプのものなど、どんどん小型化しています。

●ノイズキャンセリングイヤホン(ヘッドホン)

デジタル耳栓 など

環境音や周りのざわざわした音を減らして、人の声を通りやすくするイヤホン・ヘッドホンです。

「聴覚過敏など音に対しての困りごとがある」学生の方に有効な支援技術です。

授業ではイヤホンタイプ、自宅ではヘッドホンタイプなど使い分ける学生もいます。

何も伝えないと使用時に”音楽を聞いている”と誤解されやすいので、配慮依頼文書などで教員に事情を説明しておくことが多いです。

●ごほうびボックス

タイムロッキングコンテナ

箱に入れたものを一定時間取り出せなくするツールです。

「スマホなど他のことに注意が向いてしまい作業に集中できない」学生に有効な支援技術です。

勉強に集中したいのに、ついついスマホを見て、集中できないとき、覚悟を決めてスマホを入れて時間を決めてロックすると、指定した時間になるまではスマホを触れません。

他にも、寝る前にスマホをここに入れて朝までロックしておくと、夜中にスマホを見て結果的に睡眠リズムが崩れる、ということも減ることがあります。

●各種タイマー

タイムタイマー など

勉強や作業に集中するために大事なのが「時間の見える化」です。

タイムタイマーは残り時間を赤色の幅など、目に見せるようにするので、残り時間が目に見えて分かりやすいです。

「時間管理が難しい」学生の方に有効な支援技術です。

残りの幅が減ると、”やばい”という感じがして、作業に向かいやすくなることもあります。

学生だけでなく、教職員にも実は人気あり。

●ホワイトノイズマシン

作業をするときに、一定の環境音があった方が集中しやすい場合、ホワイトノイズと呼ばれる環境音を出すことができる機械です。

「作業に集中する際に困っている」学生の方に有効な支援技術です。

ホワイトノイズ以外にも全20種類のサウンドから選択して流すこともできます。

音なしと音あり、どちらがより集中できるか試してみるのも良いでしょう。

その他、学業や研究に役立つ iOS, Androidアプリケーションをご紹介することもあります。