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2023年度 手話コミュニケーションIを開催しました

 7月15日(土)、16日(日)の2日間にかけて、手話コミュニケーションⅠの講義を開催しました。 

 

 講義の目的は、「きこえることきこえないことを理解し、自己紹介と日常会話ができる程度の手話を習得する」です。これまで障害を持つ人と関わったことのない学生にも、単なる知識や技術の習得だけでなく、多様性の理解に基づいた主体的で実践的な学びを深めてもらうことを目指しています。 

 

 講義では、聴覚障害の概要や、きこえ方の違い、手話の必要性などの基礎知識のほか、グループワークでは自己紹介や日常会話の手話を学びました。 

 

 教員から学生への一方的な講義ではなく、各グループに聴覚障害学生や手話の経験のある学生がグループリーダーとして参加し、グループワークを行いました。また、聴覚障害学生に対する情報支援として、ピア・チューターによる要約筆記も行いました。 

 

 受講生からは、「聞こえないとはどういうことかがわかった」「1つ1つの手話の意味や成り立ちを知ることができた」「地域によって手話が違うことを知った」「手話だけでなく筆談やジェスチャーなども使いながら、相手に伝わるようなコミュニケーションをとっていきたい」という感想が寄せられました。 

 

 12月には手話コミュニケーションⅡが開催されます。手話コミュニケーションⅠで学んだ知識や習得した手話をもとに支援できる知識を深められるように進めていきます。 

 

2023手話コミュニケーションⅠ授業の様子 授業の様子。単に手話を学ぶだけでなく、「きこえること」「きこえないこと」についても理解を深めました。

 

 

 

 

 

2023手話コミュニケーションⅠ実習の様子 実習の様子。聴覚障害学生や手話の経験のある学生グループに入って受講生をサポートしました。