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ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

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【11/21】全学防災訓練「障害学生等支援防災ワーク」を実施しました

 11月21日(火)14時~15時30分に、全学の学生・教職員を対象とした「障害学生等支援防災ワーク」を実施しました。第一エリアの人文社会エリアならびに数理物質エリアの教職員を中心に、40名ご参加いただきました。また、つくば市消防本部中央消防署桜分署から3名の消防署員の方がお越しくださり、災害時の心がまえやより良い搬送法をご教示いただけるなど、とても充実した時間となりました。
 この防災ワークは、本学の障害学生と避難誘導者双方が安全に避難するための方法について学ぶことを目的とし、はじめに、災害時の障害学生の避難手順について、視覚、聴覚、運動、発達の障害種別ごとに必要な対応と、障害にかかわらず共通して必要な対応について、それぞれポイントをアクセシビリティ部門専門教員から説明を行いました。また、運動障害学生に事前に実施したアンケート結果に基づき、災害時にどのような点で心配があるのかを紹介をしました。その後、車いすの学生を想定した搬送法についてアクセシビリティ部門職員によるデモンストレーションを行い、実際に参加者の方々にも体験をして頂きました。さらに、消防署員の方からは、階段の上り下りに適した搬送法や毛布がある場合の搬送法について、ご紹介をいただきました。初めて搬送を体験した参加者も多く、とても参考になったとの意見を多数いただきました。最後に、避難ルートの確認において留意すべき点を説明し、チェックリストを用いて今後必要な備えについて振り返りを行いました。
 今回の防災ワークでは、避難誘導の説明でも搬送法でも、一般的な車いすの学生を想定した対応となっていましたが、本学の学生の現状により沿った対策を考えていくことも必要だと強く感じました。また、災害は予期せず起こるため、平常時の備えが非常に大切であることを再度確認する機会となりました。今後もアクセシビリティ部門一同、精進して参りますので、引き続きご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

写真1 障害学生の避難誘導の説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真2 搬送の体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真3 消防署員の指導による搬送法の実践