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ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

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平成30年度第2回障害学生支援懇談会を開催

 ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリア(DAC)センターでは、年2回、障害学生支援に関する情報共有・意見交換を目的とした懇談会を開催しております。平成31年年2月15日に、平成30年度第2回目の障害学生支援懇談会を開催し、ダイバーシティ・アクセシビリティ担当教員、各教育組織・エリア支援室の教職員および障害学生など、多数の関係者が一堂に会しました。
 第1部の全体会では、知識情報・図書館学類長の歳森 敦教授より、「障害学生に対する知識情報・図書館学類としての取り組み」という題目で講演がありました。講演では、まず春日キャンパスや知識情報・図書館学類ならではの特色などについてご説明いただきました。障害学生への合理的配慮の提供にあたっては、学類等の教育組織が担う役割が大きいことから、知識情報・図書館学類における組織内連携について具体例を挙げながらお話しいただきました。また、運動・内部障害や発達障害のある学生など過去の対応事例についても触れていただき、多くの教育組織にとって大変参考になるご講演となりました。今後の展望として、さらなる組織内連携や、ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターの発達障害学生支援プロジェクトの一環として実施している「学生生活の困りごと調査」により、発達障害と関連する困りごとの可視化し、困り感のある学生の支援につなげたいという期待についてもお話しいただき、教育組織の枠を超えて意見交換を行う絶好の機会となりました。またDACセンターの佐々木銀河准教授より「発達障害に関するDACセンターアセスメント機能の役割」についての講演もあり、質疑応答の時間には活発な議論がなされました。
 第2部の障害別情報交換会では、今年度の支援状況の振り返りを中心に情報共有および情報交換が行われました。第1部の全体会、第2部の情報交換会をとおして、多くの関係者が障害学生支援に関する多様な話題を検討する大変有意義な交流の場となりました。

全体会の様子