ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターでは、年2回、障害学生支援に関する情報共有・意見交換を目的とした懇談会を開催しております。
2019年7月24日(水）令和元年度第1回障害学生支援懇談会を開催し、アクセシビリティ教職員、各教育組織・エリア支援室の教職員、障害学生など、多数の関係者が一堂に会しました。
第1部の全体会では、筑波大学人間系障害科学域の大村美保先生より、「障害のある学生と生活支援」という題目で講演をいただきました。障害学生にとっては修学上の合理的配慮に加えて、生活面での支援も重要になるため、本学の学生の事例などを交えて、個々の生活レベルに密着した支援についてのお話をいただきました。学外での生活支援に加えて、学内における生活支援についての説明もあり、その課題となっている点と、それに対応するための学生ヘルパーのスキームについて説明を頂き、質疑応答の時間には活発な議論がおこなわれました。
続く第2部の障害別情報交換会では、教育組織・エリア支援室の教職員、障害学生、支援学生が参加し、春学期の支援状況の把握、現在の支援ニーズの確認等を中心に情報共有および意見交換が行われました。多くの関係者が障害学生支援に関する多様な話題を検討する大変有意義な交流の場となりました。
第Ⅰ部全体会での講演の様子
第Ⅱ部障害別情報交換会の様子
