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ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

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令和元年度 障害学生等支援防災ワークを実施

 DACセンターでは、大規模災害発生時に障害学生等と避難誘導者双方が安全に避難するための方法について、講話・実例を通じて学ぶことを目的として、11月15日(金)に「障害学生等支援防災ワーク」を実施しました。この防災ワークには、体育・芸術エリアの教職員を中心に、全学の教職員、学生を含め49名にご参加いただきました。

 防災ワークでは、はじめに災害時の障害学生の避難手順についての基本的な対応と、視覚、聴覚、運動、発達の障害種別ごとの対応ポイントについて、アクセシビリティの専門教員から説明を行いました。その後、本学の卒業生で、東京消防庁に勤務する車いすユーザーでもある原市紘奈氏より東日本大震災での避難の様子についてお話いただきました。また、原市氏には、講話のほかワークショップを実施していただきました。ワークショップでは、災害時の障害学生に関する事例にもとづいて、自分だったらどのような行動をとるか選択し、参加者同士で意見を交換しました。「ワークを通じて自分がどう判断するか考えるきっかけとなった」「障害学生が災害時どのようなことに困るか、どのような対応をしたらよいか理解できた」という感想もいただき、防災を“ジブンゴト”として考える時間となりました。

 最後に原市氏からは、「日頃から防災について考えたり訓練をしたりすることで、いざという時の選択肢が増える。だからこそ日頃の備えが大切である」ことを伝えていただき、災害は予期せず起こるため、平常時の備えが非常に大切であることを再度確認する機会となりました。今後も引き続きご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

講和の様子

講話の様子

 

ワークショップの様子

ワークショップの様子