5月23日、30日の2日間にわたり、聴覚障害学生支援グループの養成講座を開催しました。
春学期は、参加者の希望のもと対面とオンラインで実施しました。運営は学生スタッフが担っており、感染症対策を取りながらの運営は大変でしたが、臨機応変に対応しながら、進めていきました。
本学では、聴覚障害学生も支援グループの一員として活動の中核を担っています。聴覚障害学生にとってマスクはコミュニケーションの障壁となりますので、対面では、参加者は全員フェースシールドを着用して行いました。
1日目は、聴覚障害学生とのコミュニケーション、手話の紹介、情報支援について、聴覚障害学生とのかかわりを通して、聴覚障害への理解やピア・チューター活動の方法を深めていきました。その後、手書きによる要約筆記の基礎と実技、PCによる要約筆記の基礎と実技が行われました。
2日目は、PCによる要約筆記(ペア)の演習を行いました。その後、模擬講義が行われ、本番さながらの程よい緊張感を体験しました。
この2日間の講座で10名のピア・チューターが新しく誕生しました。
養成講座は秋学期にも開催されます。興味をお持ちの学生の皆さんの参加をお待ちしております。