秋学期の聴覚障害学生支援グループの養成講座は、10月17日、24日の2日間にかけて開催しました。
今回の養成講座は開講以来、初めての全面オンラインでの開催でした。
1日目は、最初にPCテイクを利用している学生の挨拶、手話の紹介があり、聴覚障害について理解を深めていきました。要約筆記の基礎と実技について、講義の雰囲気を交えて実技を行った後に、PC要約筆記単独の実技が行われました。
2日目は、いよいよPC要約筆記連携の実技です。3つのパターンを想定した模擬授業を通して行われ、模擬授業ごとにスタッフからのアドバイスがありました。その合間には手話の紹介があり、和やかな雰囲気の中で行われていきました。
本学では、ピア・チューターを利用している学生もスタッフとして参加をしています。ブレイクアウトルームに分かれて、普段ピア・チューターとして活動しているスタッフの立場と、利用しているスタッフの立場、双方を理解しながら進めていきました。
養成講座の運営は学生スタッフが担っています。初めてのオンラインでの開催に悪戦苦闘しながらも、スタッフがアイディアを出し合いながら無事に開催することができました。
この2日間の講座で6名のピア・チューターが新しく誕生しました。
来年度も養成講座を行います。
興味をお持ちの学生のみなさん、ご参加をお待ちしております。