7月21日、タイ国教育省高等教育局(Office of the Higher Education Commission , Ministry of Education)から22名の訪問団が、教育開発国際協力研究センター（CRICED）を窓口とした筑波大学訪問の一環で、障害学生支援について視察されました。
一行は人間系障害科学域との意見交換、ベントン国際担当副学長表敬訪問の後、障害学生支援について視察されました。竹田室長による本学における障害学生支援についての説明の後、意見交換、そして多様な障害学生に対応できるバリアフリー講義室（2B412）見学、障害学生支援・準備室見学をされました。
国連の「障害者の権利に関する条約」批准に関連した国内の法整備、「合理的配慮」の妥当性の判断や発達障害学生への支援など、障害のある学生を取り巻く状況には国を超えて共通する部分も多くあり、予定していた時間が足りなくなるほど、熱心な意見交換が行われました。
一行は最後に、附属中央図書館の障害者向けサービスを中心に見学されました。
写真１：有海助教によるバリアフリー講義室の説明
写真２：バリアフリー講義室補助員ブースにおける情報支援のデモンストレーション
