5月20日(日)、27日(日)に、春学期：聴覚障害学生支援チームの養成講座を開催しました。今回の養成講座を通して、約20名の新たなピア・チューターが誕生しました。
聴覚障害学生支援の養成講座は支援チームの学生スタッフが主体となって計画・実施をしています。受講生は、聴覚障害の分類や聴覚障害学生支援の方法について学ぶほか、実際に支援を受けている障害学生とコミュニケーションを取るなど、聴覚障害学生や支援技術について理解を深めました。
聴覚障害学生支援チームの養成講座では、実技の時間が大半を占めます。要約筆記（手書き）やパソコン要約筆記について概要を学んだ後は、歌を聴きながらのタイピングのほか、実際の場面に近い設定で実施した模擬講義の支援を体験しました。これらの体験を通して、試行錯誤しながら支援の実際を学びました。
講座の終了時は、さすがに受講生の表情に疲れの色が見えていましたが、お昼休みは学生スタッフと受講生で一緒にご飯を食べるなど交流も多くみられ、とても活気のある2日間となりました。
パソコン要約筆記の練習をしている様子
