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ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

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【7/5】関東鉄道バス会社を訪問しました

 アクセシビリティ部門では7月5日(水)、筑波大生が多数お世話になっているバスを運行している関東鉄道株式会社土浦営業所を訪問し、障害学生のバス利用に関しての意見交換を実施しました。今年は、車椅子を利用している学生や視覚に障害のある学生と一緒に訪問しました。
 まず、実際のバスを使って乗務員の方々と一緒に乗降体験を行い、障害学生が乗り降りの際に気にしている点や手がかりにしているバスの箇所などを伝えました。乗務員の方からも、具体例を挙げながらどのような対応が望ましいのか質問をして頂きました。また、ノンステップバスとワンステップバスで使用されているスロープの違いを比較したり、車外のスピーカーや押しボタンの位置などを触って確認したりと、普段なかなかできない体験をさせて頂きました。次に、事前に障害学生に実施したアンケート結果に基づきながら乗務員の方々と意見交換を行いました。障害学生側からは、普段のバス利用で感じていることやアナウンスに関する要望など率直な意見が出されました。乗務員の方々からは、それに対する回答や感想を頂き、一人でも安心して乗れるようサポートをしますと心強い言葉を頂きました。様々な意見が双方から出され、活発な意見交換会となりました。最後に、どのような障害種であっても、お互い声かけをし合うことの大切さを確認しました。
 今後もアクセシビリティ部門では、関東鉄道株式会社と安全に安心して利用できるより良い交通システムを目指すために協力して取り組んで参りたいと思います。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    写真1:バスの乗降体験(車椅子利用の学生)

 

 

写真2:バスの乗降体験(視覚に障害のある学生)

写真2:バスの乗降体験(視覚に障害のある学生)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    写真3:乗務員の方と学生との意見交換