ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター アクセシビリティ部門では、年2回、障害学生支援に関する情報共有・意見交換を目的とした懇談会を開催しております。７月7日に、平成29年度第1回目の障害学生支援懇談会を開催し、アクセシビリティ部門員、各教育組織・エリア支援室の教職員、障害学生など、多数の関係者が一堂に会しました。
第1部の全体会では、まず、竹田アクセシビリティ部門長より、平成29年4月に文部科学省から報告された「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告（第二次まとめ）」について説明がありました。質疑応答の時間では、合理的配慮や建設的対話をテーマとした活発な意見交換がなされました。続いて、筑波大学附属聴覚特別支援学校校長を務める人間系の原島恒夫教授から「聴覚障害学生の実習等における合理的配慮」について講演がありました。ディスカッション形式の演習、実験、教育実習等の場面において各教育組織で検討すべき事項や具体的な配慮内容についてお話しいただきました。過去の事例の紹介もあり、多くの教育組織にとって大変参考になるものでした。
第2部の障害別情報交換会では、教育組織・エリア支援室の教職員、障害学生が参加し、今年度の支援状況の把握、支援ニーズの確認等を中心に情報共有および情報交換を行いました。組織の枠を超えて具体的な支援方法を検討する等、様々な大変有意義な交流の場となりました。
全体会の様子
障害別情報交換会の様子１
障害別情報交換会の様子２
