menu

ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

アクセス |

視覚障害学生支援チーム養成講座開催

 11月24日(土)・25日(日)の2日間、18名の受講生が参加し、視覚支援チームの養成講座が行われました。この養成講座は、1日目が移動の支援、2日目が情報の支援に関する内容を中心に構成されています。具体的には1日目は、「視覚障害の理解と支援/支援機器」に関する講義や、弱視歩行体験、学食でのサポート体験、体験ゴーグルを使ったPower Pointによる講義の体験、ブラインド移動支援、支援機器の体験、代筆支援など、バラエティに富んだ内容で行いました。
 また2日目は、e-Typist(文字認識・OCRソフト)講習や、図表の説明、文字校正、レイアウト調整といった具体的かつ詳細な情報の支援に関する内容としました。
 これらに加えて、支援を行う上でのルールとマナーについても説明がなされ、視覚障害学生との談話の時間や視覚障害支援チーム準備室の見学も行いました。
 この講座で、新たに18名のピア・チューターが誕生しました。
 この講座は、たくさんの先輩ピア・チューター、利用学生に参加いただいており、とても手厚い講座になっています。そのおかげで、受講生が真剣に取り組んでいる中にも、楽しむことのできる雰囲気がありました。受講生の充実した学びにつながることはもちろん、先輩ピア・チューターや利用学生にとっても、自分の支援活動を見直す、また初任者がどのようなことにつまずくのかを考える機会にもなっていることから、参加者全員の学びにつながっていると感じました。
 また、養成講座終了後には、チームのメンバー全員で今回の経験を次回の養成講座に活かせるよう振り返りを行っていました。このように、先輩ピア・チューター、利用学生たちとの交流を楽しみながら、支援に関する知識やスキルをしっかりと身に着けることのできる場となっていますので、関心をお持ちの学生の皆さんはぜひ次回の養成講座の受講を検討してみてください。

体験ゴーグルを使った視覚障害の様子

移動支援体験の様子