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2022年度春学期 発達コース養成講座開催

 6月25日、26日の2日間、発達コースの春学期養成講座を開講しました。

 

 1日目の対面講義では、発達障害特性に関連した困難さに関する疑似体験と、学生生活に役立つ支援ツールやテクニックの紹介を行いました。

疑似体験では、感覚過敏や読み書きの困難さを体験しました。受講生からは、「周りの人の足音、物がぶつかる音、話し声など、あらゆる情報が過敏に入ってくるイメージが持てた。」、「集団授業で他児童がスラスラ読んでいるような状況だと、焦りも伴って余計読めなくなるのではないか。」といった感想が寄せられました。

学生生活に役立つ支援ツールやテクニックの紹介は、先輩ピア・チューターに担当いただきました。受講生は実際に支援ツールを使用したり、Learning Support Book(LSB)を閲覧したりしながら取り組みました。

 

 2日目はオンラインリアルタイムで講義を実施しました。

午前中は発達障害当事者をゲストにお招きし、貴重な経験談をお話しいただいた後、受講生と交流していただきました。午後は疑似的な学生グループ活動を行い、大学生活での困りごとを共有することを通して、様々な対処法があることに気づくことができました。

受講生からは、「発達障害について今まで全然知らなかったが、講義や当事者の方とのグループワークを通して自分の知識と理解を深めることができた。」、「グループの活動で、共感を大事にするという話がとても刺さった。」といった感想が寄せられました。

 

 養成講座は来年度も開催予定です。

 ピア・チューター活動に関心をお持ちの皆さんのご参加をお待ちしております。