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2022年度秋学期 視覚コース養成講座開催

 視覚障害学生支援グループの養成講座を、2022年10月1日・2日の二日間で行いました。

 

 今回も春と同様に10月1日は教室での演習形式、10月2日はオンライン配信という方法での実施となりました。

プログラムとして、10月1日にはアイマスクや弱視レンズをつけての移動・読み書き体験、視覚障害者用の支援機器体験などを行いました。一方2日については、資料のレイアウトを調整したり、誤字や脱字をチェックする、紙資料の代読・代筆といった、実際のピア・チューター活動で役立つメニューとなっていました。

その他事前学習として、小林秀之先生による「視覚障害の理解と支援」と題した基礎学習動画も公開されました。

 

 春に続いての対面実施ということで、養成講座を企画したピア・チューターたちはプログラム内容の変更・修正を行ったり、念入りにシミュレーションを行うなど、熱心に取り組んでくれました。そうした努力もあり、本講座は春以上の盛り上がりを見せ、受講性たちも各プログラムへ積極的に参加し、お互いに意見や感想を交換してくれていました。その結果、7名の学生が、新しくピア・チューターとして登録してくれました。

 

 本養成講座は、実際に障害のある学生をサポートしている先輩ピア・チューターや障害のある学生自身が、プログラムの企画・運営を行っており、専門的な支援技術や視覚障害について深く学ぶことができます。こうした活動に興味のある方は、ぜひ来年度に本養成講座を受講いただきたく思います。