10月20日に、「支援技術マッチングイベント」を開催しました。
イベントでは最新の支援機器について「みる」「きく」「うごく」をテーマに、6つの企業が最新の支援機器について紹介し、参加者が実際に支援機器を体験しました。
また、障害学生から日々の学生生活や活用しているツールの紹介、今後の支援機器への要望などのプレゼンも実施しました。
当日は筑波大学総合交流会館にて、学内外から約90名が参加しました。
今回は筑波技術大学の学生や教職員の皆様にも多数ご参加いただき、学生同士や企業と学生で意見交換をすることができました。
参加者からの感想の一部をご紹介します。
- ニュースでみるような最新の支援技術を間近で見られて感動した。このような支援技術が当たり前のように使われる社会になるとよいと改めて感じた。
- 視覚障害者にとって便利なものが聴覚障害者にとっても便利なツールであると知った。
- 当事者のニーズに合わせた支援技術を大手からベンチャーにかけて開発していると知ることができて満足だった。授業がなければ4限の時間だけでなくずっと滞在していたいようなイベントだったと思う。
- 支援技術、ツールの紹介だけでなく、学生の生の声(プレゼン)が聞けたのがとても良かった。
今後もBHEでは、様々なイベントを企画してまいります。
障害の有無を問わずご参加いただけるものも多くございますので、ぜひ引き続きHP等で最新情報をご確認ください。
<プレゼンテーションの様子>
企業からの支援機器紹介だけでなく、障害学生からのプレゼンも実施しました
「みる」をサポートするための歩行支援アプリ
靴に取り付けたデバイスの振動により、誘導情報を伝えてくれる歩行支援ツール
自転車や車をセンサーで感知して、危険を知らせてくれるツール
<YYprobe>
「きく」をサポートするための音声情報文字化アプリ
<Microsoftアダプティブアクセサリ>
持ち手がカスタマイズされたアダプティブマウスなど
<アームサポートMOMO>
弱い力で腕を動かせるようにサポートするツール