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筑波大学附属視覚特別支援学校 キャンパス体験を実施

 7月13日(金)、附属視覚特別支援学校高等部2年の生徒の皆さんが、キャンパス体験のため筑波キャンパスを訪れました。18名の生徒が参加し、学生ボランティアの皆さんの誘導で学内を見学し、「大学」というところについて具体的なイメージを掴もうとしていました。
 この日最初の体験は、大教室でのミニ講義でした。パワーポイントをスライドに映しながらの講義も、大教室そのものも、生徒の皆さんにとってはあまり慣れていない事柄だったようです。講義のあと、教室内を動き回ることで、その広さを実感していました。
 続いて、3つのグループに分かれて学内を回りました。図書館では、学生ボランティアの手助けを受けながら、書籍検索し書棚からお目当ての本を取ってくるという体験をしました。視覚支援準備室では、単眼鏡やルーペをはじめとする支援機器に触れ、お昼休みには学食ランチも体験していました。
 最後に、視覚障害学生が実体験に基づいたお話をし、高校生からの質問にも答えてくれました。
 当日は猛暑の中の活動となり、参加された皆さんはお疲れになったかとおもいます。それでも、生徒の皆さんにとっても学生ボランティアにとっても、貴重な経験となったのではないでしょうか。

大教室見学の様子

図書館内での書籍検索の様子