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2019年度 LS(Library Support)チーム養成講座開催

   5月13日~16日にかけて、附属図書館コミュニケーションルームにて2019年度LS(Library Support)チームの養成講座が開催されました。

   LSチームは、附属図書館での図書電⼦化サービスを行うピア・チューターのチームです。

  視覚障害があり、紙媒体の書誌が読めない学⽣や、上肢の障害からページめくりが困難な学生を主な対象として発⾜しました。附属図書館やDACセンター・アクセシビリティと連携を取りながら、今年度より本格運用が始まっています。

   今年度の養成講座には昨年度よりも多い66名の学生が参加し、はじめて耳にする人も多いであろう図書等の電子化サービスについて熱心に学んでいました。

   LSチームのピア・チューターの皆さんにお願いしている主な仕事は、テキストデータの校正作業です。そのため、養成講座の中では、校正の仕方と、図表や写真などをテキストデータとして説明する方法について丁寧な解説がなされ、演習も行われました。

   加えて附属図書館の対面朗読室の見学が行われ、附属図書館やDACセンター・アクセシビリティとの連携によるLSチームの活動の充実ぶりを感じることができました。

 附属図書館とDACセンターの連携によって、障害のある学生のために教科書等をテキストデータ化、蓄積・提供するサービスは、文部科学省による国立大学法人等の業務実績の評価結果の中で、筑波大学の注目される取り組みとして挙げられています。ピア・チューターも増え、今後ますますLSチームの活躍が期待されています。

   今回受講ができなかった方も次回LSチーム養成講座へのご参加をお待ちしています。

LS養成講座の様子の写真

LSチーム養成講座の様子