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2020年度秋学期 発達領域ピア・チューター養成講座開催

 2020年11月29日に、発達領域ピア・チューターの養成講座を開催しました。

今回は感染症予防の観点から、オンデマンド講座とオンラインリアルタイム講座を併用しながらの実施となりました。

 

 今年度は秋学期に1回のみの開催でしたが、31名の皆さんに受講いただきました。

また、オンデマンド講座のための教材・動画作成や、オンラインリアルタイム講座でのサポートとして、先輩ピア・チューターの皆さんに活躍いただきました。

 

【オンデマンド講座】

●発達障害・発達障害者支援の概要

 教職員から、発達障害の基礎や発達障害のある学生に対する支援の概要を説明しました。

●ピア・チューターの役割

 発達領域ピア・チューターの主な活動である「Learning Support Book(LSB)」の作成過程や学生グループ活動の内容について、先輩ピア・チューターから説明しました。

●発達障害のある学生に役立つ支援機器の説明

 「紛失防止タグ」や「ごほうびボックス」など、学生生活に役立つ支援機器やテクニックについて、先輩ピア・チューターから紹介しました。

●発達障害の疑似体験

 教職員から、読み書き困難の特性や感覚過敏など、発達障害の特性について、ワークを交えてお伝えしました。

 

【オンラインリアルタイム講座】

Zoomを利用して、オンラインリアルタイム講座を実施しました。

●発達障害当事者の体験談・発達障害特有の困りごとに関するグループワーク。

 3名の発達障害当事者の方をお招きし、ご自身の経験談を学生向けにお話しいただきました。

 その後、グループに分かれて当事者の方への質問・交流の時間を設けました。

●学生からの相談グループワーク

 仮想の相談事例について、「友人にこんな相談をされたらどう対応する?」という観点で、学生グループ活動を想定した話し合いを行いました。

 

 今回の養成講座では、受講生の皆さんと対面でお話しすることはできませんでしたが、事後アンケートでは「当事者の方のお話が勉強になった」、「先輩ピア・チューターが動画の中で丁寧に活動を説明してくれて安心した」などの感想が寄せられました。

 

 養成講座を経て、1月から新たに15名のピア・チューターが活躍してくれています。

 

 来年度も養成講座は実施予定です。皆さんのご参加をお待ちしております。