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2020年度秋学期 聴覚障害学生支援チーム養成講座開催

 10月4日および10月11日に聴覚障害学生支援チームの養成講座を開催しました。

 例年は春学期と秋学期に年2回開催していますが、今年度はCOVID-19感染拡大の影響につき春学期の開催はできませんでした。学生が主体となって運営するこの養成講座、秋学期の開講に学生スタッフ一同全力を注ぐ様子がとても印象的でした。

 

 1日目は、聴覚障害の基礎知識や情報支援について学んだり、聴覚障害学生の話を聞いて、聴覚障害への理解を深めたのちに、手書きによる要約筆記、PCによる要約筆記(単独)の演習を行いました。

 

 2日目は、主にPCによる要約筆記(ペア)の演習を行いました。合間には簡単な手話講座、支援に役立つプチ情報、PCで疲れた体を癒す体操を行うなど、和やかな雰囲気で行いました。

 

 聴覚障害学生にとってマスクはコミュニケーションの障壁となります。

感染予防と聴覚障害学生とのコミュニケーションを両立するため、マスクの代わりにマウスシールドを着用し、学生と学生との距離を十分に確保する、触れた箇所はすべてアルコール消毒をする、といった対策を取りました。養成講座の運営と感染症対策を両方とも気にかけなければならない学生スタッフの負担は大きいものでしたが、臨機応変に対応し、大きなトラブルもなく終了することができました。

 

 この2日間の講座で21名のピア・チューターが新しく誕生しました。

 興味をお持ちの学生の皆さん、ぜひ来年度の養成講座へのご参加をお待ちしております。

 

養成講座の様子

 

学生主体で運営しています