10月15日、22日の2日間にかけて、聴覚障害学生支援グループの養成講座を開催しました。
1日目は、ピア・チューターを利用している聴覚障害学生から支援の必要性について紹介がありました。その後、情報支援とは何かについて、講義やディスカッションを通して知識を得るとともに、聴覚障害学生へに対する理解やピア・チューターの活動についての必要性を深めていきました。午後からは、手書きによる要約筆記の基礎と実技、PCによる要約筆記(単独)の基礎と実技が行われました。
2日目は、PCによる要約筆記(連携)の演習が行われ、その都度、スタッフからフィードバックを受けました。最後は、模擬講義が行われ、本番さながらの程よい緊張感を体験しました。
聴覚障害学生にとってマスクはコミュニケーションの障壁となりますので、フィードバックを受ける際にはフェースシールドを着用、受講生の席の間隔をあけるなど、感染症対策を取りながら行いました。
この2日間の講座で12名のピア・チューターが新しく誕生しました。
養成講座は来年度も開催されます。
興味をお持ちの学生の皆さんの参加をお待ちしております。